強くなりたいと思った日

先日アップしたリール動画や、いつもの投稿写真を観て、
いつもマインドの壁打ちをし合ってる友達から
「結構強そうな感じだよね」と感想をもらった。

何年も前、ビジネス講座でご一緒した人生の先輩であり、
生花サロンを主宰する先生からも
「美しくて強いね」とメッセージを頂いた。

その先生は、私が心も身体もすっかり参っていた頃、
「自分の強さを思い出して」
そう言ってくれた人。

あのときは、その一言だけで泣きそうだった。
当時の私は、自分に“強さ”なんて欠片もないと思ってたから。

それでも、力がなくても、
何とか自分の大切なものを守りたい——
負けたくない——
その思いだけは、必死に抱えていたから。


正直、今の私はまだまだ小さくて、足りないものばかり。
生活の安定も、思い描く未来の姿も、まだ果てしなく遠い。

それでも——

あの頃より少しだけ、覚悟を決めた自分がいる。
ほんの少しだけ、自分の足で立つ訓練をしてみようと思えてる。

そして、何度つまづいても、
”あのとき守りたかったものを諦めない”と、必死にしがみついている。

きっと、同じように
「自分にはまだ何もない」
「でも諦めたくない」
「もっと強くなりたい」
そう思っている人は、たくさんいるはず。

私が今、自分を絞り出すように生み出すジュエリーには、
そんな諦めたくない想いが詰まってる。

まだ途中の私が、途中のまま差し出す——
静かで、揺るがない“祈り”。


あなたの中の「まだ途中」も、きっと美しい——
そして、その美しさは、負けない心とともに輝く。



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この記事を書いた人

ジュエリーデザイナー・クラフトマン

[略歴]
IT・工学系の大学院卒業後、企業ネットワークの企画・設計・構築業務に従事。好きな分野だったがドーパミン不足により屍になる。
8年の寝たきり療養を経てワイヤークラフトに興味を持ち、その後ジュエリー職人を目指し、彫金、宝石研磨、宝石鑑別を学び始める。

[趣味]
ふくろう飼育、映画鑑賞、読書、インテリア。
現在は引退したが自動車競技、乗馬、チェロ。四輪ではJAF公認スピード競技でシリーズ2位を獲得。

[特技]
写真撮影とPhotoshop加工。

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